うろんな客

「うろんな客」の書籍概要

エドワード・ゴーリーによる、1957年初版の人気の絵物語。
独特な韻を踏んだ文章と、モノクローム線画でユニークな作品を数多く発表している。
  • 出版社 : 河出書房新社
  • ISBN-10 : 4309264344
  • ISBN-13 : 978-4309264349

「うろんな客」のあらすじ・内容

風の強いある冬の晩、ある屋敷にかぎ鼻頭の妙な奴がやってきた。そいつは声をかけても返事もせず、壁に向かって鼻を押しあてたり、ただ黙って立つばかり。次の日からは、大喰らいで皿まで食べる、蓄音機のラッパをはずしたり、眠りながら夜中に徘徊、本を破る、家中のタオルを隠すなどの奇行の数々。でもどういうわけか、一家はその客を追い出すふうでもない。
緻密なペン画と、短歌形式の訳が、不気味な雰囲気を醸し出している。少し古めの翻訳本のような体裁も魅力的。

個人的感想

個人的にはとても好きな絵本なんだけど、あまり共感してくれる人はいない。ただただ彼が気の向くままやらかすのを見ているだけだけど、何故か憎めない。たぶんもう自分にはそんなことはできないと思っているからだろうな。


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