「鋼の錬金術師」の書籍概要
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荒川宏さんが2001～2010年に「月刊少年ガンガン」で連載していた漫画。略称「ハガレン」。「第49回小学館漫画賞」受賞。
- 出版社 : スクウェア・エニックス 2002/1/22
- ISBN-10 : 4757506201
- ISBN-13 : 978-4757506206
あらすじ・内容
錬金術師が存在する架空の世界を舞台にしたファンタジー漫画。
鋼の二つ名を持つ兄のエドワード・エルリック(エド)と弟のアルフォンス(アル)は、幼いころに病気で失った母を甦らせるため禁忌とされる人体錬成を試みる。しかし錬成は失敗、エドワードは左足を失い、たった一人の肉親であったアルフォンスまでも失ってしまう。弟をこの世に呼び戻すためにエドワードは自身の右腕を代価として、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、失った肉体を取り戻すため賢者の石を探す長い旅に出た。
個人的感想
内容はダークなテーマだけど暗くなり過ぎず、キャラクター達の楽しい掛け合いが好き。細部までよく作りこまれているし、作者の死生観や人間の定義が盛り込まれていて考えさせられる部分もある。印象に残るフレーズもたくさんある。
途中から軍事的な話も入ってくるけど、あまり気にせずに読めるのはファンタジーと現実の世界観の絡ませ方が上手なんだろうな～と思う。雰囲気的にはナウシカとかにも近い感じがした。
今読み返しても、やっぱり面白いな～と思える作品。
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